第4回 ベーシックコース終了しました。

最近は羽田からですが、今週は珍しく新幹線で富山へ。
車内では追加資料送ったり、スケジュール立てたり、週末のセミナーのフォローアップ。
講義が中心のエンドとはうってかわって、補綴は実践形式。
写真撮影、CR、咬合器付着の仕方やら基本的手技を皆でシェアし、あとは各自でケースを一本仕上げてもらい、毎週10本くらい日本語の重要かつ内容がよくまとまっている論文やテキストを読んでまとめてきてもらい、皆で読みながらディスカッションしていきます。
で、最後に実習をし、可能な方はクリニックに見学に来てもらっています。
読んで、考えて、やってみて、見学して、アドバイスもらって、またそれを繰り返す。
講師のピカピカのケースプレをみてればいいようなセミナーではない中で、セミナー開始から半年経過して総じて皆よくやってる、付いてきてるなぁと感心してます。
実際、受講生の発表のクオリティも上がってきました。 ただ差が出てきているのも興味深い。患者さん来なかったから、とかわりのケースを用意することもない人もいれば、患者さんは保険診療を希望しているので、と内容を全く深掘り出来てなかったり、一回やったらプレゼン終わりだと思ってる人もいたり。
一方でいくつもケース相談してきたり、去年から再受講してたり、月イチで、マメに見学に来てたり毎回プレゼンしっかりしてる方は、確実に伸びてる様子が伺えます。
2月の終了まであと5ヶ月。これからインプラント補綴、オーバーデンチャー、支台歯形成、支台築造、プロビジョナルレストレーション、デジタルデンティストリー全て網羅していきます。まだまだ勝負はこれからです。皆さんには補綴学を存分に楽しんで頂ければと思います。