母校で実習のお手伝い。

台風一過の東京。
今日は母校でベンチラボ。保存修復の実習のお手伝い。生まれて初めてタービンを持つ、歯を削るという大学3年生のお手伝い。
まずはチェアに座る姿勢から指導。その後はタービンの持ち方、固定の位置、ミラーテクニックによる形成の仕方。基本からみっちり。
鉄は熱いうちに打て、という諺どおり、何を教えても貪欲に吸収しようと皆熱心です。
来年は学生さん向けの講義も引き受けようかと。マイクロスコープやオーラルスキャナー、デザイン、ミリングマシンなどのデジタルはもちろん、顎機能、顎位、噛み合わせ、やろうと思えばどこまでも奥が深い歯科治療。
なるのも国家試験は難しい、なってからも大変で、昨今何もいい話を聞かない歯科の世界ですが、楽しくやり甲斐を持って仕事をしている歯科医もいるんだと、希望を持てるような話をしたいものです。