イタリア歯科研修会 米国専門医が語る一般歯科医の知らない世界
昨年、イタリアでの研修会に参加して来ました。
ついでに、イタリア主要都市にある観光地巡り。
写真は街全体が美術館のようなフィレンツェです。




こちらはアドリア海の女王と呼ばれるベネチアです。



研修会は、補綴、審美、インプラントが主なものでした。
詳細は省略しますが、大学院での研究論文の抄読を交えたディスカッション、ケースプレなどはあまりなく、そのかわり演者個人の豊富な臨床ケースによる解説を通じて、個人的な見解をのべていくスタイルでした。
基本をかなり省略していたので、受講生に補綴学的な基礎知識がないと、実際の臨床に全く結び付ける事が出来ない難しいセミナーになってしまうような内容だったかもしれません。
受講生のどのレベルに合わせるべきか、なかなか判断の難しいところです。
語学に自信があり、補綴学的なバックグランドがある日本人の方には、よいかもしれません。
受講生は、クロアチア、ルーマニア、アイルランド、ドイツ、リトアニア、ロシア、オーストリア、フランス、メキシコ等世界中から来ており、各国の歯科事情について情報交換したり、食事に出かけたりと思い出に残る今回の欧州遠征となりました。