ホームページに掲載する記事の取材がありました ブログ 米国専門医が語る一般歯科医の知らない世界
午後は時間を取ってホームページ用の写真撮影と取材でした。

歯医者さん選びのポイントはありますか?と質問されても、なかなか難しいですね。
顎機能の検査やかみ合わせの事前の診査は大切ですが、実際の治療のクオリティーは患者さんには分かりませんし。
インプラント、クラウン、入れ歯のすべてに対応可能か、クラウン、入れ歯も治療オプションに入れて治療しているクリニックが増えて欲しいとは思います。
インプラントがベストで、クラウンやブリッジ、入れ歯は良くないというのは、どうかと。
そういうクリニックこそ、入れ歯とクラウンブリッジを勉強して、治療のレパートリーに加えて欲しい。
手間ひまがかかりますし、クラウンブリッジも入れ歯も、真面目にやれば非常に奥が深いのです。
被せ物や入れ歯作りは、何よりも歯医者仕事の基本ですから、安易にインプラントなどに飛びつかないことです。
業者の方、過去数多くの歯科医師へのインタビューを手がけてきたそうですが、ここまで最新設備を揃えている歯科医院に出会ったことはないそうです。
設備はともかく、インプラントに偏らず、満遍なく質の高い治療を実践出来る歯科医院を、セミナーなどを通じて少しでも増やしていきたいものです。
こんな診断用ワックスアップを作成しているクリニックはかつてなかったときいて、今日は少しショックでしたし、残念でした。

ただし、どんな治療をストロングポイントにするかは、歯科医師次第。経営にも絡むので、そこを責められる筋合いもないわけです。そうすると、やはり患者さん自身が賢くなるしかないのかも知れません。