被せもの、入れ歯作りに使う咬合器〜米国補綴専門医が語る一般歯科医の知らない世界〜

August 1, 2019

 

 

 総義歯作成中の写真です。専門医と一般歯科医の作る被せ物、入れ歯の違いは、ズバリ精度。そのためには、被せ物を装着する咬合器についての知識が必須。日本では教科書で主に学びますが、アメリカの専門医養成課程では、科学論文を読み込みます。咬合器そのものの成り立ち、メカニズムを学ぶのです。

 

この論文は、顎関節の形態と人工歯の咬頭の高さ、傾斜との関係性を示した論文。アメリカの補綴専門医なら誰もが知っている著名なもの。

まず噛み合わせを確認するため、お口の中に一旦セットしてみて、審美、発音、高さなどを確認します。 

 

そしてもう一度上下的な位置を確認する型採り。入れ歯の噛み合わせを調整するためリマウント、咬合器に再度付着して噛み合わせを修正していきます。咬合器の設定も患者さんの噛み合わせによって設定を変更していきます。

 

 

専門医のクリニックでは、入れ歯作りに一回につき1時間、計6回ほどお時間頂いております。入れ歯作りの準備に時間をかけるので、入れ歯をセットする際ほとんど痛みを感じることもなく、調整も念入りに行うことで快適に使うことができます。

 

この患者さんも最終的な調整後、しっかり噛めると喜んでおられました。

 

インプラント治療が素晴らしいのも事実ですが、お身体の病気や経済的な理由、もしくはインプラントは怖いという方は、しっかりした入れ歯を使えば、よく噛めるという方が多いです。

 

特に今まで入れ歯を使っていて、合わないからインプラントを考えているという方は、一度入れ歯をご検討されてもよいでしょう。

 

入れ歯、インプラント、ブリッジ。数あるオプションの中から患者さんご自身の、お口の中の状態に最も相応しいものを選択しましょう。

 

それができるのは、補綴専門医だけです。

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